人材・職業

知っていますか?深刻な日本の先端IT人材不足問題

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2020年までに人工知能やIoTを扱える先端IT人材は4.8万人不足する可能性がある」。これは2016年6月に経済産業省とみずほ情報総研株式会社が出した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」にて予測された数字です。

経済産業省のIT人材の最新動向レポート

GoogleやFacebookなど、すでにITの大企業は先端IT技術者の獲得に邁進しています。現時点でITジャイアントに属する研修者の数が、すでに大学よりも超えていると言われているほど、各企業での人材獲得レースは過熱している状況です。

下のグラフは、IT大手のディープラーニングに関連する論文の発行数のグラフですが、各社、先端技術への研究にも注力をしており、人材獲得レースが過熱しているのが容易に想像できます。

そもそも先端IT人材とは?

経済産業省の定めるところによると、先端技術とは「普及が進むクラウドコンピューティングのほか、ビッグデータやIoT(Internet of Things)、人工知能等のIT関連分野において近年高い注目を集めている先端的な技術・サービス」と定義がされています。

つまり先端IT人材とは、上記の技術を活用してサービスなどを開発できる人材ということです。では、具体的にどのようなスキルセットが必要なのでしょうか?IoTと人工知能の分野に焦点を当てて、コアとなるスキルセットをまとめました。

IoTエンジニア スキルセット
1.デバイス操作/組み込み
2.ハードウェア通信
3.アプリケーション開発知識
4.その他の特別領域部分の知識

IoTの一番の核となる、ハードウェアの操作と組み込みのスキルが一番のネックかと思います。今活躍しているソフトウェアエンジニアであれば、IoTから取得されたデータを活用して、IoTの操作を行うソフトウェアの開発を行うのはさほど難しいことではありません。そこに至る前の、ハードウェアの設計、例えばどのセンサーを使うのか?基板設計の最適な方法は?などの知識とスキルを持った人材が重要かと思います!また、当然ではありますが、IoTをインターネットやBluetoothなどに繋げる通信の知識も必要となります。

人工知能エンジニア スキルセット
1.ビッグデータ解析/分析/活用
2.機械学習/深層学習
3.分散処理/クラウド
4.その他の特別領域部分の知識

IoT、人工知能エンジニア共に言えることですが、上記はあくまでも最低限のスキルであり、「その他の特別領域部分の知識」という部分が重要かと思います。例えば、人工知能といっても、非常に幅広い応用があり、言語を扱うのか画像を扱うのかで、必要となるスキル・知識が大きく異なるためです。

先端IT人材数 – 現在と将来

経済産業省の調査によると、2016年時点での日本での先端IT技術者の数(潜在人員規模)は、約11.2万人と言われています。現時点で不足している人材の数は、15,000人となります。

先端技術を用いたビジネスの市場成長率は約5%と予測されていますが、先端技術エンジニアの人材充足が行えれば、成長率は8%まで伸びる可能性があるとの試算がされています。

 

経済産業省 – 先端IT人材の人材数・不足数に関する推計

すでに近い未来の2020年には約4.7万人もの人材不足が予測されています。日本がIoTや人工知能関連の技術分野において世界に取り残されないようにするには、やはり人材不足の問題を解決するのは急務かと思います。

 

まさに官民協働で、この大きな問題の解決をしてくべきですね。以上、経済産業省の先端技術人材に関するレポートの読み解きでした。

 

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