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人間と区別がつかないAIチャットボット?

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最近ではニュースでも毎日のうように耳にする「人工知能」「AI」ですが、中でもすでに市場を大きく伸ばしている分野として「AI(人工知能)チャットボット」があります。

2016年の全世界のチャットボット市場規模は約795億円と試算されており、さらに2021年までには6倍の約3500億円まで急成長すると言われています。(ReportsnReports社調べ

とは言え、今の所、実際にチャットボットを使ってみると・・「人工知能」とは到底言えない、会話どころか単純な質問すら汲み取ってくれないチャットボットが多数あるのも事実です。

そもそも人工知能チャットボットとは?日本ではどの様なプレイヤーがいるのか?世界で一番「人間」に近いチャットボットって?など、人工知能チャットボット界隈にまつわる素朴な疑問をまとめました。

目次
1.そもそもAIチャットボットとは?
2.日本でも急性中のAIチャットボット業界
3.人間と区別のつかないAIチャットボット?

そもそもAIチャットボットとは?

まず、チャットボットとは「チャット」と「ボット」に二つの単語で作られた言葉です。Botとは、英語でロボットの略称であり、チャットを行うロボット=チャットボットです。実はチャットボットの歴史は長く、世界で初めて開発されたチャットボット「イライザ」は1966年に生まれています。

従来のチャットボットは人間がプログラミングを行い、それに従ってコンピュターが会話を行うものでした。チャットボットを動かすアルゴリズム(人間でいう脳みたいなもの)にもいくつかのパターンがあり、「事前に決められたシナリオを人間が選択して機械が話を進める方法」や、「人間の発言した単語と事前に登録された単語を見つけて応答をする」ものなどが主流でした。

技術・ハードウェアの爆発的な進歩により登場したのが、「人工知能チャットボット」です。機械学習やディープラーニングの発達により、膨大なデータを機械が「学習」して応答が可能になりました。従来のチャットボットと異なり、人間が決めたルール(アルゴリズム)ではなく、機械が「学習」する部分が、「人工知能」と言われている所以です。

日本でも急性中のAIチャットボット業界

冒頭でも触れましたが、人工知能チャットボットですが、日本でも急激に成長をしています。主にオンライン通販を中心として、カスタマーサポートやさらにはチャットによるユーザーへの提案を行うなど、ビジネスソリューションとして活用されています。

無料枠があるサービスもあり、気軽に導入が可能なサービスも続々と登場しています。またウェブサイトでのチャットのみならず、LineやFacebookなどの他プラットフォームとの連携も簡単に行えるサービスもあります。

【AIチャットボットのパッケージ販売】

また、自分でチャットボットを開発してみたい!自社のデータをもっと活用した、頭の良いチャットボットを開発したい!という方には、クラウドで使えるAIチャットボットの開発リソースもあります。ただし・・非常に残念なことに現段階ではほぼ全てのサービスにおいて「英語のみ」の対応となり、日本語は未対応となります。ですが、近い将来、日本語対応になると思われますので、今から触ってみても良いかと思います!

【クラウドでAIチャットボットの開発環境を提供】

人間と区別のつかないAIチャットボット?

AIチャットボットが何かわかったところで、やはり次に気になるのは、「本当に人間が対応しているみたいな返答ができるの?」ですよね。それを評価する方法として、チューリング・テスト(Turing Test)があります。

チューリングテストとは、イギリスの著名な数学者「アラン・チューリング」が1950年の論文の中で書いたテストで、機械と人間に対して質問を行い、それを別の人間が確実な区別ができなかった場合、合格をとする方法です。つまり、チューリングテストで合格をしたAIチャットボットは、他の人間が機械と区別できないくらい頭の良い人工知能と言えることができます。

さて、このチューリングテストですが、1950年から長い間、合格者(合格機械?)は出ていませんでしたが、2014年にイギリスのレディング大学が開催したTuring Test 2014にて、なんと合格者が出たと発表されました。

史上初の人間認定(?)を得れたAIチャットボットこそ、Eugene(Wiki 英語)です。Eugineですが、ロシア人とウクライナ人が開発したスーパーコンピューターで、設定はウクライナ在住の13歳と言う設定だったらしいです。

当時のEugeneのインターフェース

非常に残念なんことに、現時点ではEugeneは使えないようです。当時Eugeneがアップされていたウェブサイトですが、現在はサンフランシスコにあるAI関連の企業のホームページとなっています。残念ですね・・。(当時開発者が設立した会社かどうか不明です)。また、このEugeneですが、チューリングテストに合格したと発表したのちに、著名な複数の専門家が異論を唱えた経緯もあります。

その後に、チューリングテストを公の場で合格したAIチャットボットはいませんが、冒頭でも触れた通り、市場規模は爆発的な勢いで伸びている業界ですので、合格となる機械もそんな遠くない未来に出てくるのではないでしょうか?

 

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