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AWS機械学習から新サービス!AWS ML Solutions Labは機械学習の専門家とのマッチング

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機械学習の処理をクラウド(Machine Learning As a Service)で行う流れは、すでに一般的なものになりつつあります。MicrosoftやAWSなど、大手の会社からは毎日のように新しいサービスのリリースがありますが、米国11月22日にAWSから今までのサービスとは少し異なる新サービスの告知がありました。

その名も「Amazon ML Solutions Lab(アマゾン・機械学習・ソリューション・ラボ)」です!何が変わっているかと言うと、この新サービスはクラウドコンピューティングなどではなく、AWSに所属している機械学習の専門家と顧客を結びつけて、機械学習活用のコンサルティングを行うサービスなのです。

まだ発表されて間もないサービスではありますが、グローバル展開を開始当初から行うようです。現時点では、Amazon ML Solutions Labのページは英語となっていますので、日本で当サービスを利用するのは少し時間がかかりそうです。

機械学習を導入したい!けど・・それを使える人材もいないし・・どこまで費用対効果があるのかも分からないから初期投資を積極的には行えない・・なんて考えている会社さんも多数いるかと思います。

Amazon ML Solutions Labがどんなサービスなのか?などの概要をまとめました。

 

Amazon ML Solutions Labとは?

まずは概要から見ていきましょう。読み方ですが、「アマゾン・エムエル・ソリューションズ・ラボ」です。名前に入っている「ML」ですが、「Machine Learning」(機械学習)の略語です。

冒頭でも触れましたが、本サービスは通常のクラウドコンピューティングサービスではなく、いわゆる「コンサルティング」のサービスとなります。

アマゾンでは20年以上も前から機械学習(人工知能分野)に積極的に投資・社内活用をしており、世界でも屈指の最先端な機械学習専門家が所属をしています。

また一方で、自社のサービスやプロダクト、社内事務などで機械学習を利用してみたいと考えている企業は多数ありますが・・、「どこから手をつけて良いのか分からない」と漠然とした課題を抱えています。

今回のサービスでは、まさにそのような課題を抱えている企業向けの「コンサルティング」サービスです。より具体的なサービスの詳細をみていきましょう!

機械学習を導入するまでのステップ

Amazon ML Solutions Labが顧客へ機械学習ソリューションの導入方法として、3つのステップが用意されています。

  1. ブレインストーミングと課題定義
    機械学習をどのように使えば良いのか?社内で解決すべき問題の定義や、それに伴う解決の方法などをアマゾンの機械学習専門家と一緒にアイデアを出しながら煮詰めていきます。機械学習の根本的な仕組みや、豊富な活用事例を理解している専門家が初期段階から一緒にアイデアを出せるのはとても有意義かと思います。
  2. カスタムメイドのモデリング
    次のステップでは、機械学習専門家があなたの会社のデータを使ってソリューションを作成する工程となります。例えば自社事業の売上予測をするにしても、どのような項目を使うのか?また予測をする手法もたくさんあるが、どれを使えば最適に運用が可能なのか?などなど機械学習を導入する際に直面する多数の課題を、専門家と一緒に解決をしていきます。機械学しゅを使える専門家もこれから増えていくと思いますが、一人の専門家の経験値や限られます。対してAmazonでは物流やセキュリティー、不正検出、与信判断、文章解析、サプライマネージメントなどなど・・ほぼ全ての領域で機械学習を活用しており、それぞれの分野の専門家が自社の課題を解決してくれるのはメリットがでかいですね!
  3. 自社で運用するための教育とトレーニング
    多くのかたが勘違いする部分ですが、機械学習を活用したシステムを作っても、ずーっと使える訳ではありません。常にメンテナンスやモデルの調整などは必須です。Amazon ML Solutions Labでは、機械学習を活用したシステムの作成の後の「運用」が行えるように、自社のエンジニアの教育をしてくレます。

日本でも機械学習の導入を検討している会社さん向けのマッチング会社がいくつか出てきていますが、マッチングを行う側の知識や経験がどれくらいあるかのは非常に疑問な部分ではあります。また、機械学習を活用したシステム開発を行なっている企業でも、得意・不得意はあり、全ての分野で経験を積んでいる会社はごく少数です。

それを考えると、Amazon ML Solutions Labを利用するのは非常にメリットが高いと言えるのではないでしょうか!

Amazon ML Solutions Labの料金

さて、気になる料金ですが・・まだ明確になっていません。現時点では、ML Solutions Labのサイト上で見積もりのお申し込みをした後に、担当者から連絡がくるとのことです。

すでにアメリカで利用している企業もあるのでは?と色々なサイトなどを見て回ったのですが、現状ではどのくらいのコストが掛かるのかは不明でした。いくつかのメディアが直接、AWSヘ料金のお問い合わせをしているようですが、まだ返答が無いようです。

すでに本サービスへお申し込みを行なっている企業名は明かされています。

米新聞社「ワシントン・ポスト」(AmazonのCEOジェフ・ベゾス氏に買収されています)やトヨタ自動車の米国の子会社「TOYOTA RESEARCH INSTITUTE」、またジョンソン・ジョンソンの製薬事業を行なっているJanssenなどです。

そもそも事業形態がコンサルティングに近いので、一概に料金表を掲載するのも難しいのはわかりますが・・どれくらいのコスト感で利用できるのかは気になるところですね。

その他の気になる部分

料金を含めて、まだ詳細が明らかになっていない部分も多いですが、現時点でわかっている部分をまとめました。

①通常どれくらいの期間が掛かるのか?

Amazon ML Solutions Labでは通常の提携機関として3ヶ月〜6ヶ月となるそうです。ただし、あくまで「通常」とのことで、例外もどうやらありそうです。

②機械学習を活用して問題解決は100%できますか?

端的な回答としては「保証はできません」とのことです。機械学習が活躍できる範囲ですが、ほぼ全ての業種の様々な業務(物流や販売、マーケティングに到るまで)をカバーしていますが、それでも問題解決ができないケースもあります。Amazon ML Solutions Labを利用したとしても、機械学習が問題を解決するのをAmazonが保証するものではありません。

③このサービスが使える地域は?日本では使えるの?

Amazon ML Solutions Labですが、当初からグローバル展開をするとのことで、原則として日本でも使えます。おそらくサービスの特性上、多数の顧客を抱えるモデルではないと思いますので、興味がある方は、早めにAWSへお問い合わせをお勧めいたします!


AWSから新しくリリースされた「Amazon ML Solutions Lab(アマゾン・エムエル・ソリューションズ・ラボ)」のご紹介でした。褒め称えた記事になってしまいましたが・・客観的にみても、機械学習の導入を検討されている企業にとってはメリットの高いソリューションかと思います。

経済産業省の調査ですと、日本では2020年までに人工知能などの先端技術を扱えるエンジニアが約4.8万人不足すると言われています。

今後も、このような機械学習導入支援サービスは様々な会社から出てきそうですね!

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